協育歯車のストックギヤとは
1958年「歯車を規格化しいつでもすぐ間に合うようにストックし、お客様に便利に使ってもらおう」という考えの下、日本のスタンダードストックギヤのパイオニアとして、井田協・育子夫妻が起業しました。
歯車は追加工して使う例が多いのですが、当社では出来るだけ皆様に追加工の手間のかからない様に穴径にバラエティーを富ませ一サイズに数種の穴径のものを用意し完成品に近いストックギヤをご提供します。
約3,000点の品揃え。アッセンブリー商品(複合商品)ノーバックラッシギヤ、HY-BOX、B-BOX、B-SET、WS-BOX。高精度商品(歯研平歯車、歯研歯研スパイラルマイタギヤ、歯研スパイラルベベルギヤ)などをご提供しています。
ラインナップ
歯車 (ストックギヤ)
平歯車 (スパーギヤ)
モジュール | m0.3-m3 |
歯数 | 8-120(モジュール・材質によって異なる) |
材質 | SCM435/440、S45C、黄銅、SUS304、POM |
ウォームギヤ
モジュール | m0.5-m3 |
歯数 | 20-100(ホイールの場合、モジュール・材質によって異なる) |
材質 | (ウォーム)S45C、SUS304、(ホイール)黄銅、CAC702、POM |
ISO 規格と JIS 規格の整合化
はじめに
はじめにJIS 規格のISO への整合化に伴い、多くのJIS 規格(Technical report を含む) が 改訂や新規作成されつつあります。
歯車に関するJIS 規格およびJGMA 規格( 日本歯車工業会規格) についても順次改訂が行われますがこのカタログ編集時はまだJIS 規格およびJGMA 規格のすべてが 改訂されたものとはいえず、廃止となった状態のままの規格もあります。
しかしながら カタログの「歯車技術資料」編を編集するにあたり 旧となったJIS 規格やJGMA 規格は不可欠なものです。
そこで 極力新しいJIS 規格やJGMA 規格を採用して編集いたしましたが、新規格の存在しないもの、または旧規格を使用しないと説明できない部分につきましては旧規格を使用し 規格番号の先頭に「旧」の文字を付記しました。また「歯車の寸法」編については 新旧規格を並列表記している部分もございます。
当社では ISO 規格、JIS 規格および JGMA 規格などの改訂状況に注目しながらカタログの改訂を行いますが これらの規格が制定、改訂されても、本カタログに引用されている内容の改訂が出来ない場合がありますので ご了承ください。
KG STOCK GEARS の精度について
これまで永年にわたり用いてきたJIS B1702:1995 確認( 平歯車及びはすば歯車の精度) が廃止され、JIS B 1702-1:1998( 円筒歯車―精度等級 第一部:歯車の歯面に関する誤差の定義および許容値) およびJIS B 1702-2: 1998( 円筒歯車―精度等級 第2 部:両歯面かみあい誤差および歯溝の振れの定義ならびに精度許容値) の2 つの規定に分割されて制定されました。
これらの内容について旧JIS B 1702 と比較すると、モジュールや基準円直径(旧JIS では基準ピッチ円直径)の区分が異なっている為に例えば旧JIS 4 級が新JIS では何級に相当するかについて詳細に対応させることはできません。
おおよその目安として
新JIS 精度等級=旧JIS 精度等級+ 4( 級)
といわれていますが 比較的歯数の小さい範囲または比較的歯数の大きい範囲では上記の目安が適用できない部分があります。
協育歯車のその他のサービス
追加工オーダー
規格歯車の追加工(穴径やボス経の変更など)にてお客様の更なるニーズにお応えするために歯車追加工を請け賜っております。
お客様のニーズにお応えした歯車を1個からご提供いたします。
オーダーメイド
弊社では、規格品の生産ノウハウを活かし、規格品以外の特注品(オーダーメイド歯車)も受け賜ります。 お客様のニーズにお応えした歯車を1個からご提供いたします。
エンジニアリングサービス
客様の歯車に対する悩みや疑問をご相談いただき、最適解を共に導くサービスです。